秋の散歩道
作詞 平谷 裕宏
作曲 宮村 克彦
1 野菊がそっとささやいて
仲間にダンスを誘う頃
二人で歩いた散歩道
若い歌声ハミングが
風に揺られて踊ってる
2 風が静かにささやいて
紅葉のじゅうたん出来る頃
二人で歩いた散歩道
君の拾った紅が
白い手に映え笑ってる
3 白いススキがささやいて
月の笑顔がもれる頃
二人で歩いた散歩道
今日も明日も歩こうよ
星が二つ光ってる
(解説)
ビートルズ、ベンチャーズ、加山雄三の影響を受け、日本にグループサウンドの一代ブームが起こりました。「秋の散歩道」は、昭和時代のグループサウンドを想起しながらアレンジをしました。もともと、この曲は、40年前に作った曲で歌謡フォークソング的な曲として誕生し、フォークギターで仲間と歌いました。40年ぶりにグループサウンド的なフィーリングでアレンジをして、今回、生まれ変わりました。。昭和時代、しかも、1970年代の作品で、詞の内容も時代背景を反映して素直で明るくロマンチックに富んでいます。
ここで、作詞者の方を簡単ですが紹介します。学生の頃、私の下宿部屋で彼が作る詞に合わせて夜明けまで曲作りを行ったことがあります。彼とは、この「秋の散歩道」を含めて4曲ほど作品があります。彼は、頭が良くロマンチィストでとてもスケールの大きな人でした。当時、ラグビー部の主将をしていました。もう40年近く会ってませんが、その後、教職生活のエリートコースを歩き、現在は、故郷尾道市の市長さん2期目をしています。びっくりです。尾道市がテレビで流れるにつけ、いつも若き頃の男らしくて、スケールの大きかった彼を思い出します。
では、彼には「お前が歌うと聞かれない」と言われそうですが、私の歌声でお楽しみください。