ノミの大冒険

作詞・曲 宮村 克彦

1 ネコのミーから(ニャーオン)  ノミ達が飛び出し(ピョンピョン)
  音楽室に(トコトコ)  お散歩だ
  わんぱくガキ大将(ゴソゴソ)  授業を始めてた(きょつけい)
  タンブリンとりだし(タンブリンの擬音)  楽しいね
  そのはずみでノミは軽く ダンスを始めながら
  クラスのみんなの服で  大冒険
  ワッハハーのハー  キャキャキャーのヘラヘラドン
  ドタバタピ-シャララー  かゆいな かゆいな 体じゅう

2 窓から蝶々が(ヒラヒラ)  背中をめがけ(ハイジャンプ)
そよ風に吹かれ(スイスイ)  空の旅
雷様 昼寝(グウグウ)  頭から足まで(チョロチョロ)
枕の太鼓にも(太鼓の擬音)  楽しいね
その音にビックリ仰天  不思議な顔首かしげ
俺様の仕事開始  大暴れ
ドンドンドンのドーン  ピカピカゴロゴロ大嵐
ザァーザァー大雨で  恐いな 恐いな 雲の上

        ( 間 奏 )

3 南風吹いて(ヒュウヒュウー)  雲の隙間から(キララ)
パラシュートつけて(フワワァ)  大脱走
七色の虹を(ピョンピョン)  ノミ達大合唱(ラララ)
手を上げ一列で(足音の擬音)  楽しいね
見下ろす地上は雨上がり  水玉キラキラ光り
その時虹消えてありゃりゃ  さあ大変
クルクルクルのクルー  ブルブル怖いよ どうしよう
ソワソワ一大事  助けて 助けて ネコのミー
やっぱり やっぱり ミーがいい
助けて 助けて ネコのミー
(ポン・・・ミーの上に落ちた音)
ニャーオン

(解説)
 この曲は現実にはありえないファンタジー曲です。自由に空想することで楽しくなります。空想は、小さな子どもが得意な分野で、大人になると一般人は、現実を客観化するので得意ではありません。幼稚園の園児か小学校の1.2年生までの子ども達が喜ぶかなと勝手の思っていました。しかし、小さな子どもから大人まで楽しむことができます。今まで、幼稚園の園児、私が受け持った5年生、1年生から6年生までいた小さな学校の子ども達が喜んで歌ってきました。そして、保護者の方々からも好評でした。大人も楽しめると思われます。
 この曲は、主人公のノミを子どもにネコのミーを父親や母親の保護者に例えて作詞がしてあります。ミーから飛び出し、ノミ達が学校へ散歩した時の場面、次に蝶々に乗って雲の上で雷との出来事、雲から脱出して虹の上での楽しい場面、突然虹が消えて地上に落ちていく時のノミ達のおびえる様子、そして、最後にネコのミーに落ちて助かる場面コミカルに構成しています。結局、テーマは家族愛に行き着くことになっています。
 ヴォーカルは私が多重録音で担当していますが、当然のことですが、もっと適任のヴォーカリストが担当した方が良いと思われます。小さな男女の子どもが歌った方が良いかなと思ってもいます。バッキングでは、多くの擬音を駆使しました。シンセ音やエレキギターで作っていますが、私の力量では限界があります。その点は、お許しください。
 では、私の声で「ノミの大冒険」をお楽しみください。