青い空と青い海と・・・・・
作詞曲 宮村 克彦
1 今一人 部屋で つま弾く ギター
ほろ酔い気分 君の面影を 忍んでいる
交わす言葉 交わす視線が 人混みにまみれゆく
シャボンのように 今日も吹かれて 恋模様はじけてく
あー なつかしい故郷の
優しい記憶が心の中に甦る
だけど帰れない幸せな頃に どこで道を間違ったのか
2 目の前にある幸せよりも 夢を追っていたい僕
流れる人生よりも 苦しいけど楽しい
欲しい人の心が 今の自分をダメにする
もし許されるなら 君の優しさが欲しい
人が作った時間で 生きることに少し
いやいやすべて疲れた
だから青い空と青い海と 君の優しさの中で生きたい
青い空と青い海と 君の優しさの中で生きたい
(解説)
原曲は、20歳の時に作った曲で、今回、作詞に手を加え、私の心情に近い形に作り直しました。しかしながら、作曲をした当時と今の私の心情が変わっていないことに少しの驚きを覚えました。未熟な心の様相が詩に表れていますが、自分を否定しているわけでもありません。素直に表現をしました。若かった頃の当時の心は今もって私の人格の感性の中に息づいています。
ところで、この曲のテーマは、私が少年時代育った大島の空と海の青です。島が作り出す自然豊かで人情味あふれた世界を懐かしんでいます。そして、「・・・・・」の部分に愛する君が入ればと願望が入れてあります。こう考えれば、ラブソングなのかと言えば間違いではありません。ラブソングをも含めて、人としての素直さ美しさにあこがれる思いを表しています。作曲者自身、この曲が理屈抜きで好きで、何の矛盾もありません。この年になってもこの曲が醸し出す雰囲気が好きで素直にレコーディングできました。
私がしわがれた声で歌っています。発声のテクニックは無視して、フィーリングを前面にだしました。ギターは、曲の雰囲気が盛り上がるようアレンジをしました。お聞き苦しいところがあるかとは思いますが出来るだけ感動的な歌い方になるように努めました。では、お楽しみください。