希望の光を
作曲 宮村克彦
(解説)
この曲は、タイトルを何にしようか迷いました。当初、「明暗」という題名を考えていましたが変更しました。楽曲を聴かれると分かると思いますが、マイナー・メジャーあり、そして、転調・移調もしています。暗いフォークソング的・歌謡曲なメロディーがあり、ロック的ペンタトニック的なフィーリングもあります。いろいろなジャンルが混ざっていることで、クラシックエレアコとエレギギターと駆使して演奏しました。二つのギターのかけ合い部分は、アレンジ上、工夫をした所です。また、曲をミキシングしてミックスダウンをする技術が足りず実際には演奏をしていた部分がところどころ音量が小さくさってしまった部分があります。ミキシング一つで曲の表現が変わることを実感しました。課題が一つ見つかりました。トータル的には、この曲は、暗い部分と希望を醸し出す明るい部分がありますが、人が生きていく時には、悲しみと喜びがあります。その人生上の心の様相を表現しました。この曲は、あくまでも前向き指向で作曲をしたつもりす。だから、エンディンはメジャーで希望を持たせるようにアレンジがしてありますが、やや暗い部分が多いかもしれません。
ギター技術の面では、新しい奏法を見つけました。曲の終わりのあたりですが、左手の指の腹ではなく、左手の爪を立てて弾きました。ボトネック奏法で弾きたかったとこですが、ボトルをつけるタイミングがとれないので、左手の指の爪をギター弦に直角にあてると似たような音が出たので爪も駆使して演奏しました。最初は音が切れたりしたのですが、どうにか楽しく弾くことが出来るようになりました。ジェフベックがトリッキーな弾き方をしますが無意識の内に真似していたのかもしれません。ネイル奏法は、見た目は良くないのですが、おそらく私のオリジナル奏法だと思います。では、お楽しみください。