愛のささやき
作曲 宮村克彦
(解説)
真夜中に作曲・アレンジを行うため、最初、抱いていた曲想と大きく変わりました。当初は、夜の海にたたずんでいろいろな思いを馳せることをテーマとしていました。仕上がりは、「恋人たちの時間」「Mysterious Love」に引き続いて、ギターインスト、ラブ・ソング第3弾となりました。私が創るラブソングは、ファンタシーの世界を表現しています。それは、男と女の愛の中に、自分のことよりも相手・夢・勇気・自由・願い等を含めています。すなわち人間、誰もが持ち合わせている人間愛を含めています。その思い、「愛のささやき」をギターで自己表現をしました。真夜中が、優しいメロディーを導きました。作曲者自身も気に入っています。
間奏のアレンジを苦労しました。変則コードを使ったためギターで音がとれず、妥協の演奏となっています。また、主旋律をいかにスライドを駆使して優しく、サビからいかに情熱的にトリッキーに弾くかチャレンジをしました。収録を終え、ギターは難しい楽器だと改めて今回も思い知らされました。スローテンポな曲は、高度なギターテクニックと繊細な感性がないと曲を表現しきれません。将来、再アレンジをしたいと思っています。では、お楽しみください。