サンライズ
作 詞 益本 法英
補作詞 宮村 克彦
作 曲 宮村 克彦
1 二人でよく行った 小さな店の片隅で 氷の溶けたグラス見つめてる
あの日から虚ろな日々の繰り返し 部屋には君の写真の面影
あの頃は二人でザイルをつないで 愛と夢を支えた光るカラビナ
指さえ息さえ上だけ目指してた 登りつめた夜明けは
Sunrise on cloudy submit
2 ひとしずく瞼に 静かなサンライズ 微かに響く街の足音が
目覚めれば車の フェンダーミラーに ビルの谷間に夜明けの白い空
あの頃は二人で地図を広げて はしゃぎ過ぎた君の最後の笑顔
突然空になった君を想えば 新しい朝運ぶ
Sunrise on broken my heart
あの頃は二人でザイルをつないで 愛と夢を支えた光るカラビナ
指さえ息さえ上だけ目指してた 登りつめた夜明けは
Sunrise on cloudy submit
* カラビナ・・・ロッククライミングでザイルを通して繋ぐD型をした金属金具
上記の詞と共に、「サンライズ」のメロディーが生まれました。この曲は、突然の事故で恋人を亡くし、虚ろな日々を過ごしていた男がサンライズと共に面影を秘めながら立ち直っていくことテーマにしています。当初、私のヴォーカルバージョンで収録をしましたが、あまりにも歌が下手なのでギターインストバージョンに変更し再収録をしました。
バッキングは、初めての試みでBig Bandスタイルでジャズ・スイング風にしました。スローなメロディーなので、リズムが崩れないように演奏を心掛けました。曲の後半部では、高度な指使い・速弾きで行っています。ギターアレンジは、もう一歩というところです。演奏テクニックももう一歩というところですが、私にとっては、新境地の開拓です。
将来のヴォーカル版のレコーディングを見据えて、敢えて歌詞を掲載しました。では、試行錯誤をした末のギターインスト「サンライズ」をお楽しみください。