俳句唄「豊かな心 波野の郷」 「波野小学校」

俳句・朗読 波野小児童
作曲 宮村克彦

1  先生が 寒いと言って 凍ってる  たんぽぽが きれいに咲いて 幸せそう
七夕は 不思議な橋が かかっている  山並みの 波野の郷 

2  母さんが おでんを作って あたたまる  雪の花 山いっぱいに 咲いている
木達はね 黄緑色で 染めていく  水清い 波野の郷

3  教室で ヒヤシンスだけ 先に春  ホタル達 田んぼの上で ちらちらと
おばあちゃん 新聞とりに 寒い朝  澄んだ空 波野の郷

4  雪降ると 空の上から 雪合戦  もみじがね 赤いっぱいの 手に似ている
朝来ると 霧がいっぱい 白い色  花咲く野 波野の郷

5  かえるがね 田んぼの中で コンサート 川の上 ホタルがダンス しているよ
かたつむり 紫陽花の木で かくれんぼ  鳥歌う 波野の郷

6  冬の日は 空は真っ白 さみしいね  栗の色 じいちゃんみたい 食べにくい
梅雨が来た バンザイしてる アオガエル  人集う 波野の郷

7  サルビアが 私高いと せいくらべ  緑の葉 太陽浴びて 光ってる
昼休み 空が真っ青 鬼ごっこ  素直な子 波野の郷

8  柿の木に 別れを告げる 葉っぱかな  初雪に サザンカの花 薄化粧
雨降れば 忙しそうな かたつむり  山代の 波野の郷

9  水道の しずくが落ちて 氷滝  雪とけて 次こそ出番 梅の花
ゲレンデを スイスイ走る 僕は風  夢育つ 波野の郷

(解説)
 俳句唄ファーストバージョンです。伝統的に取り組んでいる俳句の朗読です。一人の児童の作品3編と最後に4小節の歌声を入れ俳句唄としました。歌声の部分では、波野の自然の風景、最後に、「夢育つ 波野の郷」と結びました。俳句唄第1作目で、楽しく子ども達と録音しました。

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