俳句朗読「明日を信じて」 「江の浦小学校」
俳句 下松市立江の浦小学校全児童
作編曲 宮村克彦
(全校児童朗読)
・ 猛ダッシュ キンクロハジロ 冬の海(4年)
・ ミンミンと 蝉の合唱 夏が来る(4年)
・ 太陽だ ひまわりの花 キラキラと(3年)
・ 色変わり 景色が変わる 紅葉の葉(3年)
・ ミニサイズ 紅葉の葉っぱ 手の平に(5年)
・ ぎんこう会 みんな遠足 気分だね(5年)
・ コハクチョウ これを見た人 幸福だ(5年)
・ コツコツと 歌う坂道 歩く冬(5年)
・ 貝殻は 虹色模様 あたたかい(1年)
・ どんぐりさん 帽子が似合うね 可愛いね(1年)
・ コハクチョウ ハートの形 ラブラブだ(2年)
・ 雪の中 スイセン咲いた 山の道(2年)
・ 暗い森 青い光は ルリビタキ(5年)
・ 山道で コロッケ風な 栗見っけ(5年)
・ にっこりと 双子の大師 つわの花(5年)
・ 木が坊主 毎日毎日 山そうじ(5年)
・ 青々と 海が広がる 島の冬(5年)
・ 持久走 カメラの母と 走る僕(6年)
・ 太い木の 側にちょこんと ジョウビタキ(6年)
・ 冬浜の 坂道ダッシュ 息切れる(6年)
・ 夢くくる 笹の葉てっぺん かた結び(6年)
( 解 説 )
江の浦小学校は、平成22年度より全校俳句に取り組んでいます。子どもたちのコミュニケーション能力を高め、言語感覚を磨くことは基より愛鳥活動をはじめとして自然に恵まれている中で人間としての感性を高めていくことを目標として取り組んでいます。今では、5・7・5に合わせ句を作ることに抵抗は全くなくなりました。季語をいれたり、オリジナリティー溢れる句までにはいたりませんが、子どもたちは、俳句作りを楽しむようになってきました。
江の浦小学校は、愛鳥活動に取り組んでいるのでカタカナ文字の鳥の名前が多く俳句に出ていますが、これは、すべて山本健次郎先生が撮られた写真を観てフォト俳句として子どもたちが作ったものです。
「明日を信じて」は、平成24年度江の浦小学校で制作した音楽CD「夢よ大きくはばたけ」に「ちんちん千鳥」「私の鳩よ飛んで来い」と共に収録されています。平成25年3月26日を境にして音楽CD「夢よ大きくはばたけ」を江の浦小学校校区全戸数に配布します。
子どもたちは、BGMに合わせて自分のお気に入りの句を朗読しています。では、お楽しみください。