マイホーム下松
作詞・曲 宮村克彦
歌 ペリー・チェンバーズ
ララララー ララララー マイホーム 下松
1 この街に嫁いで 幾年が過ぎて
流れる季節に 思いを馳せました
あなたが 生まれて 暮らす日々
ヨチヨチ歩き 手を差し伸べ
スヤスヤ眠る あなたの顔
負けないで 強く 大きく
2 春には桜と 鮮やかなスミレ草
夏にはホタルと ロマンの星伝説
泥んこ遊び 汚れた服
言葉を覚え はしゃぐあなた
手を振るあなたの 笑い顔
健やかに 優しく 大きく
3 秋にはサルビア 夕映えの笠戸島
冬には水鳥 春待つ米泉湖
入学式を 迎えてから
友達増えて 明るいあなた
広がる世界の 新しさ
学んで 育って 大きく
(ナレーション)
これからあなたが大人になって
この街を巣立つ時がきても
忘れないであの学舎と優しかった先生
思い出 夢 ふるさと
時は流れ 住む人変わり
人の心が移り去っても
変わらないで いて欲しいの
私の ふるさと 下松
ラララー ララララー マイホーム 下松
ラララー ララララー マイホーム 下松
ラララー ララララー マイホーム 下松
(解説)
「マイホーム下松」は、母親の我が子への愛と嫁ぎ先、第二のふるさと「下松」がテーマになっています。近年、女性の社会進出と共に子育てに難を覚える母親が増えています。児童への虐待数が急激に増えていることからも伺うことが出来ます。この曲に対していろいろな意見があるかとは思いますが、人間本来持ち合わせている愛について感じてもらえれば作曲者として嬉しく思います。
The Teachers版「マイホーム下松」では、ペリーが母親の立場になって歌っています。
ペリーは、生まれ故郷であるイギリスの田舎村ノーソル村から日本の下松が第二の故郷となっています。正しいピッチで日本語で歌うことに苦労をしました。日本語は、子音+母音で五十音のカ行から始まっていますが、子音から母音の変わりめの「ア音」「オ音」でピッチがやや下がるのでに練習をしました。しかも、この曲は3連譜を基調としているので、リズムに乗りながら歌うことは、日本人であっても難しいことです。何となくそれとなく歌えばそれなりに聞こえるのですが、基本を意識してフィーリングを入れて歌うことは、プロの領域です。ライブ演奏で高音部で音の変わりめのピッチが下がるプロの歌手も結構います。これから、ペリーのベイシックトレーニングの課題が明瞭になったと二人で話し合っています。
ギターはただ弾くのではなく、フィーリングを入れての演奏に努めました。チョーキングを駆使してのビブラートにもチャレンジをしています。4拍子の頭から確実に弾くことは、簡単そうで結構難しかったです。自然な感覚でギタープレイをすることが課題です。
二人の課題がはっきりと見えてきました。これからが、The Teachersサウンドを創り上げどころです。まだまだ未熟なところがありますが、新たにスタートした「マイホーム下松」をお楽しみください。